◎肩蜂下インピンジメント症候群
上腕・前腕を上げたり、下げたりするときに痛みが生じやすくなります。
痛みは、前腕をあげるときには90°以上、下げるときには90°以下の角度で出ることが多いといわれています。
また、肩甲骨を押さえながら内向きに動かすときの「インピンジメント徴候」がみられます。
◎肩の施術において大切な筋肉
肩にもインナーマッスルと呼ばれる筋肉が連なっていて、とくに棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つはとくに重要です。
これらのすべては肩甲骨と腕の骨につき、肩を動かす動作のときによく使います。
リハビリで外側の大きな筋肉を鍛えても、この4つの筋肉が弱かったり、異常があったりすると、動きにも制限がかかります。
・棘上筋
腕を横に開くようにあげるときに使用する筋肉です。
・棘下筋、小円筋
腕を外側に外旋するときにひねる筋肉で、腕をあげるときにも使用します。
・肩甲下筋
逆に内旋といって内側にひねるときに使用する筋肉です。
この筋肉が弱まると、手を後ろに回したりといった動作に支障をきたします。
これらのインナーマッスルの動きで重要なのは「求心力」です。
肩関節は可動域こそ大きいものの、意外と不安定です。
インナーマッスルが弱まると、大きな筋肉の動きも阻害してしまうので十分に注意しましょう。
肩の痛みは、ときに日常生活にも大きな支障をきたします。
腕があがらない、あがりにくい、上げ下げするときに痛みが生じるなんてときはぜひ、こちらの記事を参考にしてみてください。
大切なのは、適切な診断を受けることです。
診断なしに「四十肩」だ「五十肩」だと決めつけるのは大変危険です。
肩に症状が出始めたらなるべく早くもと本八幡でスポーツ障害に強い私達お任せ下さい。
しっかりと相談の上治療を進めていけば、比較的短時間で痛みを改善することも可能です。
中々よくならず悩んでいる方がいましたら是非ご相談下さい。
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