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スポーツによる怪我

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皆さんこんにちは!

【スポーツによる怪我とは?】

スポーツで負う怪我には、その運動に特有の症状が発生します。
例えば、サッカーでの捻挫、ランニングでの肉離れ、テニスでのテニス肘、バスケットボールでの突き指などです☝️
体の部位別で見ると下半身の怪我が多く、なかでも関節の怪我が最も多く見られます❗️

スポーツによって起こる怪我には、スポーツ外傷とスポーツ障害の2つがあります✌️

アクシデントが原因の『スポーツ外傷』

『スポーツ外傷』とは、一度の衝撃で瞬間的に大きな力が加わって起こる急性の怪我のことで、急激な痛みや腫れ、熱をもつなどの炎症が現れます。
骨折、捻挫(ねんざ)、打撲(だぼく)などがこれにあたり、バスケットボール、サッカー、ラグビー、格闘技など、接触プレーが多い競技で多く発生します。

<スポーツ外傷の種類>
骨折
→骨に過度な力が加わって変形、破壊を起こす外傷のことです。捻挫や打撲などと診断されて見過ごされてしまうこともあるので、精密な検査などもおすすめしています。
捻挫
→関節が動かせる範囲(可動域)を超えた時に、骨と骨をつなぐ靭帯(じんたい)が損傷する症状のことです。『突き指』は指の捻挫のことです。「軽い捻挫」などと言われてしまうことが多いと思いますが、靭帯の損傷ですので甘く見ずにしっかり治療をしていけば再発の防止にもなります。
打撲
→筋肉や脂肪などの“うちみ”の症状のことです。内出血を起こすことが多いので、怪我の直後などの熱を持っている時は冷やして、4、5日目以降は温めてあげると内出血の引きは早くなります。
脱臼
→腕や脚が過度の力によって無理な方向に動いたとき、骨と骨の連結部分がずれてしまう症状のことです。部位によっては自然に戻ってしまうことがありますが、戻った後でも筋肉や靭帯などが傷付いていることがありますので是非いらしてください。
肉離れ
→筋肉が急激に引き伸ばされて、筋肉の繊維が損傷、断裂する症状のことです。筋肉の硬さ、ウォーミングアップや水分の不足なども要因になるので注意してみてください。

使いすぎが原因の『スポーツ障害』

『スポーツ障害』とは、日々のトレーニングにより特定の部位に繰り返し負担がかかって炎症を起こし、痛みが生ずる慢性の怪我のことです。
野球肘、疲労骨折、テニス肘などがあります。

人の体は、負荷がかかるとその部分の組織が一度壊れますが、細胞組織の再生によって修復されます。
ですが、修復が終わらないうちに壊すことを繰り返すと、炎症が慢性的に続くことになります。これが『オーバーユース(使いすぎ)』です。痛みや腫れなどの炎症が出た時は競技を休止することが一般的ですが、部活動のレギュラー争いやどうしても出たい大会などがあって休止できない時は治療に来ていただくだけでなく、家でできるケアなどの相談もできますので気軽に聞いてみてください。

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